連合愛媛ボランティア日記⑯

  • 日記⑭で既報の6月3日第9次団に参加頂いたJR連合のお二人から感想文が届きました。33才と29才の若いお二人で、被災地ではなく避難所のボランティアになりましたが、短い文に熱い想いをしたためてくださいました。「人生で一番の体験でした…」「この気持ちは忘れません…」 本当にご苦労様でした。こちらこそありがとうございました。(原文をそそままupしました)

    2011年6月22日 事務局長 杉本宗之

  • (Report)

久保田さん(左)、石丸さん(右)

私達は当初、南相馬、相馬市で泥等の撤去作業と聞いていたので前日まではドキドキしていました。しかし急遽郡山の炊き出しに変更となり内心はちょっと安心し、現地入りしました。 しかし実際のところ本当に必要な所は被災地ではなく避難地だというのが初めてわかりました。というのも、震災から3ヶ月を過ぎるというのに、非難されている方が9万人もいるからです。

 

避難地を訪れ建物内部に入った時は、本当にショックでした。 プライバシーも何もない段ボールの壁、その段ボールに書いてある表札、通路から全てが見渡せます。こんな生活で良いのでしょうか。心が痛みました。それでも現地の人と話し、炊き出しをして少しは元気を出してくれたら僕達は本当に嬉しいです。人生で一番の体験でした。ありがとうございました。

 

JR連合JR四国労組 石丸輝彦

 

 

 

今回は、少しでも力になれたらと思いボランティア活動に参加しました。いざ被災地に行ってみると海沿いはとても悲惨で言葉になりませんでした。また、海沿い以外でも目に見えない放射能との闘いがあり、ストレスも想像以上のものだと思いました。今すぐの復興は無理だと思いますが、継続的な支援がとても重要で被災地の皆様の心の支えになると実感しました。誰しもが被災する可能性がある中で、ボランティア活動されている皆さんにも勇気と感動をいただきました。

 

1人の力は小さなものですが、それが集まれば大きなものに変化します。 点はいずれ線になり線はいずれ… この気持ちは忘れません。

 

JR連合JR四国労組 久保田和紀

 

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連合愛媛連合愛媛

連合は全国約700万人、その地方組織47の1つ連合愛媛は、約4万人の仲間の組織です。加盟産業別労働組合は29組織です。

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