第95回愛媛中央メーデー大会
― メーデースローガン ―
「連帯の力で 平和と人権を守り 誰もが安心して暮らせる
新たなステージへ!
被災地の復旧・復興に向けて みんなで支えあい・
助け合おう!」
連合愛媛は、4月27日(土)に、城山公園(松山市堀之内)において、県内から組合員とその家族を含め約1000人が参加し、第95回愛媛中央メーデー大会を開催しました。
冒頭、菊川実行委員長から「2024春季生活闘争も概ね6割の組合が交渉を終え、愛媛の妥結状況は、加重平均で5%台をキープし、昨年を要求額・妥結額ともに上回る傾向となっています。これは、物価高騰への対応や組合員の期待、そして、世論が注目する中で、労使双方が未来志向を見据えた真摯な労使交渉の結果、導き出したものと受け止めています。
一方で、未解決組合の皆さんは、今なお交渉が継続しています。厳しい交渉を余儀なくされていると推察しますが、すべての働く仲間の努力と思いに報いるためにも、要求貫徹に向けご奮闘いただきたいと思います。
併せて、働き方の改善として、建設業、自動車の運転業務、医師に対する時間外労働の上限規制の適用が、2024年4月から開始されます。労働組合として、労使協議および各制度の周知や法令遵守の徹底、また、法を上回る条件獲得に向けてもご尽力いただきたいと思います。
最後に、改めて、労働者の地位や労働条件の向上、人権・ジェンダー平等・労働基本権の確立、民主主義の発展、世界の恒久平和を希求する、メーデーの意義を胸に刻み、「連帯の力で 平和と人権を守り 誰もが安心して暮らせる新たなステージへ! 被災地の復旧・復興に向けて みんなで支え合い・助け合おう!」ではありませんか。」と訴えました。
続いて、ご来賓の愛媛県知事 中村時広様、松山市長 野志克仁様、愛媛県労働者福祉協議会 理事長 弓立浩二様より、祝辞を頂いたのち、友好政党代表者、連合愛媛議員連絡会の各級議員、各事業団体代表者のご紹介を行ないました。
その後、「春季生活闘争未解決組合支援決議」「メーデー宣言」を満場一致で採択し、最後に岡井副実行委員長の「団結ガンバロー三唱」で式典をしめくくりました。