連合愛媛 春季生活闘争総決起集会
スローガン
『 みんなで賃上げ。ステージを変えよう!』
3月2日(土)、松山市駅前坊っちゃん広場において「2024春季生活闘争総決起集会」を開催しました。
冒頭、菊川会長は主催者あいさつで、「コロナ渦を乗り越えて、春季生活闘争を未来へ進む足がかりとするため、『未来づくり春闘』を掲げて、この数年間取り組んできた。一つひとつの組合が『人への投資』と月例賃金にこだわった懸命な交渉に取り組んだ結果、昨年の春闘ではかつてない成果が報告され、日本社会のステージを変えるターニングポイントとすることができた。
しかしながら、その結果は産業ごと、企業規模によってばらつきがあったことも事実であり、いまだ実質賃金の改善には至っていない。経済も賃金も物価も安定的に上昇する経済社会へと新たなステージを歩むことができるのか、今年の春闘にかかっている。
“みんなで賃上げ”の実現に向けては、『価格転嫁』『価格交渉』『環境整備』がポイントで、昨年の11月末に政府が取りまとめた『労務費の適切な転嫁のための価格交渉に関する指針』を活用し、大手企業は能動的な価格転嫁の努力を!中小企業は遠慮せずに価格交渉を!そして、政府や地方行政は、その環境整備に力を入れてほしいと思う。『モノやサービスは安ければ安いほどよい』ではなく、働きの価値に見合った適正な価格が大事であり、このことを、企業はもちろん、私たちを含む多くの生活者に、周知啓発していくことが重要であり、地方版政労使会議の場で、指針の周知と賃上げの必要性について、共通認識の醸成を後押ししていきたい。」と訴えました。
次に、白石事務局長より、2024春闘方針および情勢報告がなされた後、「2024春季生活闘争総決起集会アピール(案)」と「3.8国際女性デーアピール(案)」がそれぞれ採択され、最後に曽我副会長の団結ガンバロー三唱」で集会を終了しました。