連合2023平和行動 in 長崎
~語り継ぐ戦争の実相と運動の継続で
核兵器廃絶と恒久平和を実現しよう!~
8月8日(火)に、連合平和4行動の「平和行動in長崎」が開催されました。
今回は事前に台風の影響が予想され、当初9日に予定していたフィールドワークや万灯流しも中止、長崎市の公式行事「長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」も、屋内会場で来賓なしでの開催となりました。
連合愛媛からは3名での参加予定でしたが、急遽の日程変更もあり集会のみ事務局1名(全国から1,174名)で参加しました。
集会では、地元連合長崎の髙藤会長と主催者を代表して連合の清水事務局長よりご挨拶があり、国際情勢を見ても唯一の被爆国である日本のメッセージが届いていないことや、核兵器廃絶どころか核戦争の脅威がますます高まっていることにも触れ、改めて、長崎からも核兵器廃絶や世界の恒久平和の実現に向け、取り組みを進めていくことの重要性についてのメッセージが発信されました。
その後、被爆者の訴えとして、当時小学6年生の時に被爆された山田一美さんの実体験のお話がありました。原爆が投下された当日の状況や、その後次々と亡くなっていく同級生、戦争や特に原子爆弾が多くの命を一瞬で奪い、その後も被爆による病死や後遺症で苦しむなど、原子爆弾がもたらした計り知れない惨状について語られました。
戦争は二度と起してはならない、戦争を経験した人が少なくなっている中で、私たちも、次世代へも歴史や平和への願いを語り継いでいく必要があることを認識しました。